メンバー活躍レポート vol.7
岩田地崎建設株式会社 取締役 常務執行役員 管理本部長 岩田幸治
<入会したきっかけ>
祖父は札幌青年会議所のチャーターメンバーの1人であり、父も札幌青年会議所のメンバーでした。祖父と父が現役時代に多くのかけがえのない仲間を得ている姿を小さいころから見ていました。また、社会人になってからも父の周りに多くの札幌青年会議所時代の仲間がいることを目の当たりしていたので、札幌青年会議所は身近に感じる団体でした。その後、家業に入るために東京から札幌に移ってきた際、色々な方々から札幌青年会議所の良い話も悪い話もお伺いする中で、自分で経験しなければ何も語ることができないと思い入会することを決めました。また、ご自身で起業されて、全国規模の大企業にまで会社を成長させた創業者の方から「札幌青年会議所には絶対に入った方がいいよ!」というお言葉をいただいたことで入会を後押ししていただきました。
<入会前と入会後のJCのイメージ>
入会前は、体育会系、大企業的な組織、礼儀礼節や上下関係に厳しい、そして夜の素行が悪いというイメージでした。入会後は、思っていた以上にメンバー同士のつながりがあり、お互いが一社会人、経済人として尊重し合っていると感じました。
<札幌青年会議所入会して自分自身が成長したと感じること>
サラリーマン時代に経験したような人間関係や礼儀礼節の重要性を再認識できたことです。また、私が大学院に通っていた時に、夜を徹して様々な業界の方々と時には協力し、時には激論を交わしながら一つの目標に向かって共に進み目標を達成することで感動を共有することができました。札幌青年会議所でも同じような体験をまた別の業界の方々と味わうことができていると感じています。
<札幌青年会議所に入会して良かったこと・感動したこと>
同年代の異業種の方々と知り合うことができて非常に良かったです。そのような多種多様なバックグラウンドを持つ人々が、同じ思いを持って1つの目標に向かって進んでいくのは日常では経験できない貴重な経験でした。また、旅を通して親睦を深めていくというのも新鮮な経験でした。日本全国どこに行っても青年会議所メンバーという共通点だけですぐに打ち解け合えるのは素晴らしいことだと思いました。
<札幌青年会議所入会後の思い出>
入会1年目の京都会議が一番思い出に残っています。同じ委員会メンバーと京都を旅しながら美味しいものを食べ、会頭の所信演説を聞き、勉強になるファンクションに参加することで、すんなりと青年会議所の世界に入っていくことができました。また、昨年の全国大会では厳しい2年越しの誘致活動と審査を経て、晴れて2020年全国大会の主管を札幌青年会議所が行うことが決定されました。主管決定が発表された瞬間、私の目の前で尊敬する厳しい先輩が耳まで真っ赤にして男泣きして喜んでいたのが印象的です。
<個人、家庭、仕事や札幌青年会議所の運動とのバランス>
平日の夜と週末に時間を取られることが多いので、入会当初は家族の理解を得るのが難しいかもしれませんが、家族と旅行に行ったり、私が子供の面倒をみて妻の時間を作ったりしているので、最近では少しずつ青年会議所の活動に理解をしてくれているのではないかと思います。また、仕事や家庭との事柄が重なってしまった場合、先々の流れや動きを考えて何を優先すべきかを常に考えるように心がけています。
<札幌青年会議所での今年の目標・今後の目標>
本年度は公益社団法人日本青年会議所全国大会運営会議に出向し、第67回全国大会宮崎大会の準備・運営を手伝っております。この全国大会が成功するように全力で取り組んでいこうと思っております。
<札幌青年会議所への入会を検討している方や現役メンバーへ向けてのメッセージ>
昨年の日本青年会議所会頭が「青年会議所はツールに過ぎない。これをうまく利用しなさい。」と仰っていました。私もその言葉に共感しました。青年会議所を利用するのか利用されるのかはその人次第ですので、常に視野を広く保ち、青年会議所以外にも様々なコミュニティに触れ、経験を積み、常識や習慣に疑問を持ち、自分の可能性を広げていくことが大切だと思います。
|PROFILE|
岩田幸治【Kouji Iwata】
2017年度入会
全国大会招致特別会議議員 議員
2018年度
総務財政規則審査会議議員 議員
日本JC/全国大会運営会議委員(小幹事)