【創立70周年記念事業】
10月23日、70周年特別記念会議が設える例会となる「さっぽろみらいカンファレンス」が3名のゲストスピーカーを迎えて開催され、YouTubeにてLIVE配信されました。
このカンファレンスは、10年後の未来においてIT化およびデジタルトランスフォーメーションが進んでいくことが予測される中で、人々が正しい知識とその可能性を知り、暮らしやすい札幌のまちづくりを描いていくことを目的とした事業です。
ゲストスピーカー1人目は、元Google Japan代表取締役社長の村上憲郎氏から、「今後、世界はどのように変化していくのか」というテーマで、ITからIOT社会へのこれまでの技術の変遷について講演していただきました。
2人目はSAPPORO AI LABのラボ長である川村秀憲氏が「未来を描く人口知能~AI俳句から語る人と機械の調和~」というテーマで、俳句を自動的に生成するソフト「一茶くん」の開発背景、そして一茶くんを研究していくことによって理解が深まった人間と機械との違い・将来性について述べられました。
3人目は17LIVE株式会社代表取締役の小野裕史氏が「ミライの作り方、楽しみ方」をテーマに、ライブ配信技術へ注目し、高速通信に技術が移り変わるとともに、リアルタイムでのライブ配信が今後も人生を豊かにしてくれると言う内容で講演して頂きました。
3名の講演はそれぞれの分野における知識と経験をもとにされた非常に貴重な内容となっており参加者は、現在および将来のIT動向について学ぶことができました。
3名の基調講演の後、3名によるパネルディスカッションを「今さら知らないとは言い出しにくいICTと先端技術、札幌の未来がどうなりうるのか」という議題をもとに行われました。視聴者から事前に寄せられた、「今高校生ですが、来たるべきIOT社会に先立ちどのようなことを学んでいくことが良いか」「人間の幸福感はITが進歩した先でも変わるか」などの質問にパネリストたちが意見を交わし、また札幌の視点から考えるIT化という難しい点についても真剣に考えて頂き熱く議論が交わされました。
昨年から準備を重ねてきた創立70周年記念事業は終了いたしましたが、今後見逃してしまった方、また何度でも見たいと言う方のためにアーカイブ配信を予定しておりますので、詳細について改めて報告いたします!