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【新型コロナ】老舗豆腐屋のオンライン転換【対策特集Vol.7】

新型コロナウイルスによる自粛が解禁されたとはいえ、いつこの流れが変わるのか、見通しも立たないまま先行きを不安視する声も存在する。
そんな中、これまでとは違うアプローチで顧客を獲得しようと動いている札幌青年会議所会員の小川拓馬君の活動に着目し、今回はその事業を紹介する。

小川君は2019年入会の現在JC2年目、本年は全国大会統括会議の幹事の職を預かっている。実家は小川食品という、今金町にある大正10年から続く老舗の豆腐屋であり、小川君本人はすすきので「HOKKAIDOひやまる」と言う飲食店を経営している。
今回の新型コロナウイルスの影響で客足が遠のく中、会社としてどのような工夫をしているのか、本人に直接インタビューを試みた。

Q:新型コロナウイルスに伴う自粛は、実際の影響と言うのはいかがでしょうか

A:前年比で売上は70パーセント減です。まずお客様が入らない、これは身をもって実感しています。ただ、国や道の施策としてクラスター感染を防ぐなどの方針があることから、あまりお客さんを入れずに 常連のみに声掛けをしてきていただきたいと言う事で、今年は食べログなどへの広告費も削りなんとか採算を出すよう努力しています。

Q:遠のいた顧客獲得のために、現在努力していることは何ですか

A:多くの飲食店がデリバリーに走る中、これまで店舗で勝負していた飲食店さんは、急に方針を転換して、そこからの新規顧客は難しいと私は考えました。私の実家はもともと小川食品と言う食品会社をやっていたので、無理にデリバリーをせず、オンラインで気軽に当社の製品を楽しむことはできないかと模索しました。

Q:その製品とは?

A:豆腐です。当社で扱っている鶴の子豆腐と言う商品がありますが、これは甘み成分が日本一の豆腐と言う事になります。自然の甘みを感じられる唯一の豆腐としてオンラインから皆様に購入していただきたいと、現座奮闘中です。

Q:売れ行きはどうでしょう

A:お陰様で評判がよく、思った以上に売れています。お店の赤字部分の解消とはいきませんが、何とか売り上げを伸ばすべく頑張っていきたいと思っています。苦手分野ではなく、得意分野を伸ばして勝負していきたいです。

Q:同じように苦戦している飲食店業界の方々へのメッセージをお願いします。

A:新型コロナウイルスで大変な時期だとは思いますが、ここを乗り切ればまた皆さん外食を楽しむと思います。
その時までんなんとか生き残りましょう!

■店舗情報
小川食品 公式オンラインショップ
https://ogawafoods.theshop.jp/

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