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【新型コロナ】融資、補助金、助成金の相談に奔走【対策特集Vol.6】

新型コロナウイルスが様々な業界に影響を及ぼす中、札幌青年会議所メンバーの所属企業でも対策と取り組みが活発化しています。

財政規則審査会議の副議長を務める岡坂忠寛君に、株式会社サイコー代表取締役として取り組みの内容をヒアリングしました。

簡単な業務内容と、扱う商材等を教えて下さい。

顧問先のバックオフィス周りの番長、と、我が子のために始めた小規模保育園と病児保育園の経営、をしています。

コロナウィルスの流行に伴う外出自粛の中、今のご商売にどのような影響がありますか?

相談や依頼が増えました。
融資や補助金等の相談が多い。
その他にも、アフターコロナに対応するための新規事業立ち上げも2つ入りました。

コロナ禍が始まった瞬間から社会の停滞を感じ、まず自分にできることと思い、コロナ関係の経済政策のほぼ全てに対応しました。
融資11憶、補助金2,800万、助成金3,200万、やりました。
疲れ果てました(笑)。

思ったことは、「これを続けても、社会をもっと良くできない」と。
理由は、事業者が幅広く活用するには複雑で、根本から解決しなければ一部にしか効果が出ないからです。
特に、雇用調整助成金が群を抜いていました。

現在、事業としてどのような新しい取り組みを展開していますか?

札幌市雇用推進課と札幌労働局職業対策課と協働して、雇用調整助成金の仕組みとなるフォーマットの作成をボランティアで始めました。

コロナの融資や補助金は、時間をかければ経営者さんでもできそうです。
現に諦めた人を聞きません。
しかし、雇用調整助成金は適用したいけど諦めた人が出始め、それが腑に落ちる複雑さでした。

問題として新聞記事にも取り上げられました。
現在は随時手続きの改定がなされ、良い方向に向かっています。
しかし、それでもまだ適用したくてもできない事業者、休業手当をもらえないサラリーマン、たくさんいます。

その問題を中央から解決するために、フォーマットの作成を始めました。
商売ではなくボランティアとして。

幸いですが、我が社はコロナ禍の財務への悪影響は一切ないです。
その中で、商売というか経済の「誰かのために役立って、お金をもらう」という原理の本質が見えてきました。

新しい取り組みに対してのお客様の反響はいかがですか?

「お金払うから、雇用調整助成金やってよ」という相談が来るのですが、全て断っています。
「自社の経済的利益のためにやりたい」という気持ち、「困っている目の前の人を助けたい」という気持ち、「ふざけるな」という憤り、を感じています。

「お金払うからやってよ」って何て失礼なセリフなんだろうと最近思っています。
時間という有限なものが犠牲になることに対して、お金を払うことが等価になるとき、もちろんたくさんある。
でも、尊い目的のために仕事してる人に対して、なめてるでしょ。

そういう人が、コロナ禍の医療従事者さんを敬えなかったり、飲食店で「俺は客だぞ」とか言うんだと思う。
株式会社サイテー代表取締役社長に任命ですね(笑)。

今後コロナウイルス収束までどのようなことに着目して商売を展開していく予定ですか?

今回思い切ったことを始めて、たくさんの気付きの機会をもらいました。
自分に人生が与えられたことに感謝し、自分の残された人生を人のために精一杯使いたいと思います。

JCメンバーに一言お願いします。

私は今も昔も燃えています。

私の人生観は、いつ訪れるかわからない死期に、悔いはないかと問われ、「人生に悔いはない、生まれ変われるならまた私に生まれたい、100万回繰り返されるとしても私は私に生まれたい。」と思えること、です。

皆様にも、岡坂がいてよかったと思ってもらえるよう、飲酒について未来永劫、気を付けようと思います(笑)。

困ったことがあったら電話してください!
一般社団法人札幌青年会議所コロナ対策室副室長永久役職として飛んでいきます!

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