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【新型コロナ】WARAYAKI酒場あくと 学生無料弁当!【対策特集Vol.4】

新型コロナウイルスが様々な業界に影響を及ぼす中、札幌青年会議所メンバーの所属企業でも対策と取り組みが活発化しています。

価値デザイン会議に所属する、株式会社WINST代表取締役 加藤大吾さんへ、経営する飲食店の現況や取り組みについて取材を実施しました。

コロナウィルスの流行に伴う外出自粛の中、今のご商売にどのような影響がありますか?

私は主に飲食店を経営しています。宿泊業、飲食店がやばいと日本中で言われる中、当然当社運営店舗でも軒並み売上の減少があります。
2月こそ自粛意識の低さからほとんど売上に変動はありませんでしたが、3月4月と目に見えて売上は減少しております。おそらくこの後数ヶ月はこれに近い一定程度の減少は覚悟しています。飲食店はかかる経費が多く、損益分岐点も高い為、売上がないと言うことはほぼ全てが赤字に直結してしまいますね。

濃厚接触が危ぶまれる中、事業としてどのような新しい取り組みを展開していますか?

新しい取組としては、テイクアウトやデリバリーの強化、他店と協力して宅配代行等に着手しています。また、学生応援として1日40食限定で、無料でお弁当を食べていただこうと言う試みを行なっています。WARAYAKI酒場あくとと言う店舗でやっていますので、学生さんはぜひ立ち寄ってほしいと考えています。
<WARAYAKI酒場あくと ホームページ>
札幌市中央区南4条西5丁目 アイビル2 3階

新しい取り組みに対してのお客様の評判はいかがですか?

参入店舗も多いので売上としては通常営業している売上の10~20%の補填くらいにしかならないのが現状ですね。通常デリバリーはピザやカレー等が一般的の中で、Uber Eats等がない北海道としては評判はいいと思います。デリバリー需要が高まるきっかけにはなりそうです。

今後収束までどのようなことに着目して商売を展開していく予定ですか?

今チャレンジしているものの他にデザインも平行して行っておりますが、そちらにも注力しながら収束へ耐えていくしかないと思います。SNSが生活の一部になった今、言葉の力、見せ方、個人として、企業としてのブランディングが大切な時期だと思っています。正直感染リスクより風評被害に怯えてる経営者の方が多いんじゃないでしょうか。それぞれの正義をふりかざした誹謗中傷がネットの世界で当たり前になり、何をやっても知らない誰かに咎められるような世の中になってしまっているような気がします。我々が若者に未来を見据えたカッコいい大人の背中を見せなければいけない時に、誹謗中傷がスタンダードであるような風潮は悲しいなと思います。なんとか今出来る最善の行動を当たり前に出来るよう電波していきます。

JCメンバーに一言お願いします

JC活動がなくなりすっかりスーツを着なくなりました(笑)皆様多大な被害損害を受けていると思いますが、頑張りましょう!

厳しい戦いを強いられる飲食業界において、それでも果敢に挑戦する経営者、加藤さんの活躍でした。
皆様もコロナ騒動が落ち着いたら、是非加藤さんにお店に足を運んであげてください。

記者おすすめの店!
にくと酒とACT <公式ホームページ>
札幌市中央区南5条西5丁目 モモヤビル3F

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